第一章: Javaプログラムの基礎
Javaは、オブジェクト指向プログラミング言語の一つであり、プラットフォームに依存せずに動作する特徴を持っています。本章では、Javaの基本的な構文と最初のプログラムを学びます。
概要
Javaプログラムの基本構造は、クラスとメソッドで構成されています。クラスはプログラムの基本単位であり、メソッドはクラス内で実行されるコードブロックです。最も基本的なJavaプログラムは「Hello, World!」を出力するプログラムです。
具体的なコード
public class HelloWorld {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello, World!");
}
}
上記のコードでは、HelloWorldというクラスを定義し、その中にmainメソッドを定義しています。mainメソッドは、Javaプログラムのエントリーポイントであり、プログラムが実行されると最初に呼び出されます。
クラスとオブジェクト
Javaはオブジェクト指向言語であり、クラスはオブジェクトを作成するための設計図です。オブジェクトはクラスのインスタンスとして作成され、フィールド(データ)とメソッド(動作)を持ちます。
public class Car {
String color;
int speed;
void run() {
System.out.println("Car is running");
}
public static void main(String[] args) {
Car myCar = new Car();
myCar.color = "red";
myCar.speed = 100;
myCar.run();
}
}
上記のコードでは、Carクラスを定義し、colorとspeedというフィールドを持たせています。runメソッドは、車が走る動作を表しています。mainメソッドでは、Carオブジェクトを作成し、そのフィールドに値を設定し、runメソッドを呼び出しています。
コメントを残す